この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘えた
第14章 長い一日
「コンビニ…」
「こんな時間にぃコンビニぃ?」
エレベーターに乗り込むと壁に追いやられ上から睨みつけられる。
あたしの方が背が高いはずなのに、莉壱に見下ろされてる…
「コンビニでぇ何やってたぁ?ああ゛?」
腹から絞り出すようなドスの利いた声。
「買い物…」
あたしの返事が細切れになる。
「これ…」
目の前にコンビニの袋を晒す。
身近にヤンキーを見て育ったあたしはちっとも怖くなかった。
むしろ男らしさを感じて、莉壱のことを初めてかっこいいと思ってしまった。
やばい…顔がニヤケそう。
玄関へと向かいながら、ビニール袋の中にさらに茶色の紙袋に包装された中身を確認する莉壱。
「何これ?」
見ても分からないよね。コンビニで売ってる生理用品って、一見分からないように小洒落たパッケージになってるから。
莉壱の手からそれを奪って一目散に向かった。
「トイレに行ってくる!」
「こんな時間にぃコンビニぃ?」
エレベーターに乗り込むと壁に追いやられ上から睨みつけられる。
あたしの方が背が高いはずなのに、莉壱に見下ろされてる…
「コンビニでぇ何やってたぁ?ああ゛?」
腹から絞り出すようなドスの利いた声。
「買い物…」
あたしの返事が細切れになる。
「これ…」
目の前にコンビニの袋を晒す。
身近にヤンキーを見て育ったあたしはちっとも怖くなかった。
むしろ男らしさを感じて、莉壱のことを初めてかっこいいと思ってしまった。
やばい…顔がニヤケそう。
玄関へと向かいながら、ビニール袋の中にさらに茶色の紙袋に包装された中身を確認する莉壱。
「何これ?」
見ても分からないよね。コンビニで売ってる生理用品って、一見分からないように小洒落たパッケージになってるから。
莉壱の手からそれを奪って一目散に向かった。
「トイレに行ってくる!」