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甘えた
第15章 15
「あのーこれ、お家の方にお土産」

「なに?」

「串だんごなんだけど…」

「食べてい?」

「口の中の傷はもういいの?」

「うん、すっかり。お茶でいいよね?」

壁に埋め込まれたコンビニのドリンク売り場のショーケースみたいな冷蔵庫からペットボトルを2本取り出した。これってひょっとしてワイン用?

「だんごなんて久しぶり。懐かしい味がする」

ソファーに座って串だんごを頬張っている。

「ふふ、おいしいでしょ?たまに父さんが買って来てくれるんだよ」

「へぇー。もう1本いただきっ」

「それにしても、すごい部屋だね?」

「んあ、そぉ?けど俺の居場所はあそこだよ」

ぐしゃぐしゃになった寝具と脱ぎっぱなしのスウェットが放置されたクイーンサイズのベッドを指さす。

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