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甘えた
第15章 15
「広い空間って落ち着かないんだよね」

「えー、あたし一度でいいからこんな豪邸で生活してみたいのになぁ~」

「んじゃ、俺頑張らないとな。ごちそうさま」

ペットボトルのお茶に口をつけながらソファーから立ち上がる。

ベッドの上にごろんと寝ころんだ莉壱が両手を広げてあたしを呼ぶ。

「都羽ぁー」

「はい、はい」

串だんごのパックに輪ゴムをかけてからベッドに近寄り、手と膝をついて莉壱の足元から這い上がった。背中に莉壱の細い腕が廻される。

あたしは見下ろしながら莉壱のあばらを押し潰さないよう肘をついて顔の距離を縮め……顎を高く上げた莉壱に掬うように唇を重ねられた。


幸せ……


「今日はここでずっとこーしてる」

重なった莉壱の唇からお決まりの言葉が零れる。

「うん。でもね…この体勢、腕っていうか肩が辛いの」

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