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甘えた
第16章 16
不安なのはあたしだけじゃない…昨日セックス中にがむしゃらにぶつかってきた莉壱だって不安がってたはずだ。
家に戻るとすぐさま莉壱に電話をかけた。
もう明日しかない。会ってちゃんと話をしたい。そんな思いもむなしく、留守番電話に繋がってしまった。
それから1時間後、莉壱から電話がかかってきた。
「莉壱?!」
スマホに飛びついて、少し大きな声をあげてしまう。
「ははっ、元気そうだね」
「莉壱、明日──
「お願いがある」
あたしの言葉を遮って話し出す。
「え?いいよ。何でも言って」
「銀河に謝りに行きたい…だから……一緒に行って欲しい」
「うん、うん。行こうね」
「明日、夕方迎えに行く」
「うん」
長谷川くんに謝る決意をしたんだ…それって、旅立つ前にけじめをつけるってことだよね……
家に戻るとすぐさま莉壱に電話をかけた。
もう明日しかない。会ってちゃんと話をしたい。そんな思いもむなしく、留守番電話に繋がってしまった。
それから1時間後、莉壱から電話がかかってきた。
「莉壱?!」
スマホに飛びついて、少し大きな声をあげてしまう。
「ははっ、元気そうだね」
「莉壱、明日──
「お願いがある」
あたしの言葉を遮って話し出す。
「え?いいよ。何でも言って」
「銀河に謝りに行きたい…だから……一緒に行って欲しい」
「うん、うん。行こうね」
「明日、夕方迎えに行く」
「うん」
長谷川くんに謝る決意をしたんだ…それって、旅立つ前にけじめをつけるってことだよね……