この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘えた
第17章 17
同じ高校出身で地元の友達、ミナミ。顔見知り程度だったが、同じ大学に通うことで急速に仲良くなった。
ギャル系でサバサバしてる子。あっ、でも男性の前ではとっても女の子らしいですよ?
この子は、なかなか情報通で、いろんな話題を振りまいてくれる。
「都羽は森安さんと幼馴染みだから知ってるよねぇ?」
講義が一緒になった時、隣の席に滑り込んできたミナミが訳知り顔であたしを突っつく。
「何が?」
「まさか、知らないとか?」
つけ睫毛がまるで自前の様に自然。たくさん練習したのかな…?
「だから、何が?」
「長谷川くんと別れたって」
「んん?」
聞きなれない言葉に脳が反応しない。
「えええっ?ほんとに知らないの?」
「結愛花が?まーさかぁー」
「これは確かな情報。森安さんに新しい彼氏が出来たって、相手は大学の先輩なんだって」
教授が入室されたので、話はそこでお終い。
ギャル系でサバサバしてる子。あっ、でも男性の前ではとっても女の子らしいですよ?
この子は、なかなか情報通で、いろんな話題を振りまいてくれる。
「都羽は森安さんと幼馴染みだから知ってるよねぇ?」
講義が一緒になった時、隣の席に滑り込んできたミナミが訳知り顔であたしを突っつく。
「何が?」
「まさか、知らないとか?」
つけ睫毛がまるで自前の様に自然。たくさん練習したのかな…?
「だから、何が?」
「長谷川くんと別れたって」
「んん?」
聞きなれない言葉に脳が反応しない。
「えええっ?ほんとに知らないの?」
「結愛花が?まーさかぁー」
「これは確かな情報。森安さんに新しい彼氏が出来たって、相手は大学の先輩なんだって」
教授が入室されたので、話はそこでお終い。