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甘えた
第17章 17
「あー、開封してあったからか?」

「あ、開いてたんだ?気が付かなかったなぁ…これドラッグストアで買ったやつでしょ、懐かしいなーって思って」

「都羽が細かいところに気が付かないわけないだろ?会って早々また隠すの?」

ものすごい怒った顔で睨んでる。男らしくなった顔つきだと、その効果は倍増し、なかなか迫力がある。まさぐっていた手がおしりを縛り付けるように強く抱く。

「俺が使ったと思ってるんだろ?」

「別にそれは…」

「俺は都羽の何?」

「えっとー…」

それは、あたしが今一番聞きたい事。

「付き合う時、都羽は何て言った?」

えっ、いつの話?体育祭の時の話かな?
あたしはちょっと自信が無くて、恐る恐る答える。


「…『男にならない?』って言った?」

「で?その後は?」

なんだっけ?

「うぅー…?」

「『余所見するのは許さない』って言ったよね?都羽以外に使うわけないだろ…」

はい、言いました。結愛花を見るなって意味だったんです…けど余所見しないでいてくれた?

「その言葉をずっと守ってたの?」

「守ってたわけじゃないけど、俺は都羽しか見れないよ……ねぇ、それってヤキモチ?」

「ヤキモチっていうか…あたしね、莉壱が旅立つ最後の日に『待ってる』ってちゃんと言わなかったから、もしかしてあたし達別れたのかなって、最近ちょっと不安になってて…」
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