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甘えた
第17章 17
体を丸め、あたしのおなかにおでこをつけ、大きく息を吐く。
「なんで別れるとかって考えるの?コレは家出る時に開けたの。ばらして持っていこうと思ったんだけど、足りなくなったら困るから箱ごと持ってきただけ」
「だって不安になっちゃったんだもん。ほんとに別れてないよね?」
「俺が都羽のこと逃がすわけないだろ」
自信ありげに笑うと、あたしの首をグイッと引き寄せキスをした。
「莉壱、好き…」
「もっと言えよ」
噛みつくように唇を深く合わせる。一瞬にして全身が溶けだし莉壱に奪われていく。
「好き、大好きっ」
「都羽が誰のもんなのか、自分でしっかり覚えとけ」
「うん、覚えとく。好きだよぉ」
あたしは莉壱を押し倒して、ふたりの甘い世界に、なだれ込んだ。
「なんで別れるとかって考えるの?コレは家出る時に開けたの。ばらして持っていこうと思ったんだけど、足りなくなったら困るから箱ごと持ってきただけ」
「だって不安になっちゃったんだもん。ほんとに別れてないよね?」
「俺が都羽のこと逃がすわけないだろ」
自信ありげに笑うと、あたしの首をグイッと引き寄せキスをした。
「莉壱、好き…」
「もっと言えよ」
噛みつくように唇を深く合わせる。一瞬にして全身が溶けだし莉壱に奪われていく。
「好き、大好きっ」
「都羽が誰のもんなのか、自分でしっかり覚えとけ」
「うん、覚えとく。好きだよぉ」
あたしは莉壱を押し倒して、ふたりの甘い世界に、なだれ込んだ。