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甘えた
第18章 18
「都羽と一緒に住みたい」
オムライスを食べていたあたしは、莉壱の言葉にゴフォっとむせた。米粒が気管に…!
「だめだ。おめぇらはまだ学生だろ?親の金で学校に行かせてもらってるんだろ?そんな奴らが何言ってんだ」
むせて咳き込むあたしを余所に、父さんと莉壱の一騎打ち。莉壱は初対面の時から物おじせず父さんに対してタメ口をきく。
「だったら来年、都羽が就職したら問題ないだろ?」
「新卒の給料で生活が出来んのか?結局、親の長谷川に頼ることになんだべ?」
「それなら大丈夫。学費と住居は親がかりの身だけど、向こうの大学で友達と作ったWEBシステムとスマホアプリのRoyaltyが少しある」
一ヶ所、ネイティブな発音が飛び出してきて、親子揃ってびびる。
「スマホのミルクティー?わけ分かんねーよ」
年甲斐もなくムキになる父さん。
「食べていく位は問題のない収入があるってこと」
「俺が言いてぇのは金のことじゃねーんだ」
父さん…話の流れはお金のことだったよね?
ほら、莉壱だって戸惑ってるじゃん。
オムライスを食べていたあたしは、莉壱の言葉にゴフォっとむせた。米粒が気管に…!
「だめだ。おめぇらはまだ学生だろ?親の金で学校に行かせてもらってるんだろ?そんな奴らが何言ってんだ」
むせて咳き込むあたしを余所に、父さんと莉壱の一騎打ち。莉壱は初対面の時から物おじせず父さんに対してタメ口をきく。
「だったら来年、都羽が就職したら問題ないだろ?」
「新卒の給料で生活が出来んのか?結局、親の長谷川に頼ることになんだべ?」
「それなら大丈夫。学費と住居は親がかりの身だけど、向こうの大学で友達と作ったWEBシステムとスマホアプリのRoyaltyが少しある」
一ヶ所、ネイティブな発音が飛び出してきて、親子揃ってびびる。
「スマホのミルクティー?わけ分かんねーよ」
年甲斐もなくムキになる父さん。
「食べていく位は問題のない収入があるってこと」
「俺が言いてぇのは金のことじゃねーんだ」
父さん…話の流れはお金のことだったよね?
ほら、莉壱だって戸惑ってるじゃん。