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甘えた
第3章 03
後部座席におさまると隣に座る光政に質問する。
「なんかあった?」
「莉壱さんと仲良くしてるからびっくりしたっすよー」
「リーチさんって?あぁ、黒髪の子。…って何者なのさ?」
「銀河さんの弟」
「あっそう、弟がいたんだ……別に仲良くしてたわけじゃないよ」
「また付いて行っちゃうんじゃないかって…」
「あははっ。行かないって」
「……腹違いの兄弟でさ、弟のくせに銀河さんに敵意むき出しなんだよね。人のもん欲しがるっつーか。銀河さんの付き合う女片っ端から奪ってく。しかも奪ったら即捨てる」
「えっ?じゃあ今、結愛花が狙われてるの?」
「そう。銀河さん、元から莉壱さんのこと相手にしてなくてさ。今までは奪われてもいいような女としか付き合って来なかったけど、結愛花さんだけは譲れねーって」
「さっき乗り込んで来てたじゃん…大丈夫なの?」
「ただ単に、あーやって近づいて来ておもしろがってんだよっ、クソが!俺らはゲームの相手じゃねーつーの!」
拳を握りしめ怒りを露わにする。
「なんかあった?」
「莉壱さんと仲良くしてるからびっくりしたっすよー」
「リーチさんって?あぁ、黒髪の子。…って何者なのさ?」
「銀河さんの弟」
「あっそう、弟がいたんだ……別に仲良くしてたわけじゃないよ」
「また付いて行っちゃうんじゃないかって…」
「あははっ。行かないって」
「……腹違いの兄弟でさ、弟のくせに銀河さんに敵意むき出しなんだよね。人のもん欲しがるっつーか。銀河さんの付き合う女片っ端から奪ってく。しかも奪ったら即捨てる」
「えっ?じゃあ今、結愛花が狙われてるの?」
「そう。銀河さん、元から莉壱さんのこと相手にしてなくてさ。今までは奪われてもいいような女としか付き合って来なかったけど、結愛花さんだけは譲れねーって」
「さっき乗り込んで来てたじゃん…大丈夫なの?」
「ただ単に、あーやって近づいて来ておもしろがってんだよっ、クソが!俺らはゲームの相手じゃねーつーの!」
拳を握りしめ怒りを露わにする。