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甘えた
第3章 03
「莉壱さんチーム持っててさ…あいつらちょっかいかけてくんだよ。時々俺ら喧嘩しに行くべ?そーいうことだ。万が一、大勢で奇襲かけられたら銀河さんも表に出ていかなきゃならねぇ…そん時は都羽さんに頼むって」

「そーいうことは早く言ってよ」

「いや…出来れば都羽さんを巻き込みたくねーんだよ。銀河さんは都羽さんのことも守ってるんだって!そんくらい、わかれよっ」

「そうか…あたしの行き帰りにチョロチョロくっ付いて来るちゃりは長谷川くんの指示だったんだね?どんだけ裏で動いてんのよ…バカだね~あたしに護衛つけたりしたら人手が減るよね?しかも自転車って…いざっていう時対応できるの?」

「おまっ……!!」

怒りの矛先をあたしに向け、険しい顔つきになる光政を無視して、無表情で言葉を続けた。

「あたしは長谷川くんの傘下に入らない。何かあっても自己責任で行動するから。長谷川くんが結愛花のことをしっかり守ってるっていうのは認めてるし全面的に任せるよ?でも、あたしはあたしのやり方で結愛花を守るから…そう伝えといて」

家に着くまで沈黙の時間を過ごし、運転手にお礼の言葉をかけて車から降りた。

「ただいまー」

居間に入ると夕食を済ませた父さんが、最近、はまりだしたラジコンカーを分解している。

「おぅ、おかえり。今日はタンメンな」

父さんは放っておいても問題ない。

ご飯もそこそこ作れるし、釣りが趣味だったころは魚もさばいてた。

洗濯機の扱いも知ってるし、掃除は滅多にしないけど。
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