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甘えた
第18章 18
人差し指があたしの唇をなぞり、くるりと一周すると宛がわれた指がすーっとあごへ移動し始める。首を撫で、胸の谷間を滑り、おへそに到達する。その指はゆっくりと下に向かって子宮の上を通過していく…

ただ指を這わされただけで全身が莉壱の虜になる。

「はぁ、ぅ…」

目を閉じて吐息を漏らす。

期待で体をうずうずさせていたのに感触が途中で消える…目を開けると、行方知らずになった指が、足元に落ちているワンピースを拾い上げようとしていた。

「しわになっちゃうから片付けるね」

なっ!ここでやめるの?!
しぶしぶ足を退かすあたし。脱がしたなら責任とってよね。


ハンガーに掛けたワンピースをクローゼットへとしまう後ろ姿の莉壱にしな垂れかかり、

「莉壱先輩」

と催促する。

「ふっ、何それ?」

振り返った莉壱は嬉しそうに目を細めると、あたしの髪を一束掬って胸元に垂らし、毛先まで手を滑らせる。

「大学卒業してるんだから、先輩よね」

胸の頂をかすめるようにして下ろされた指に未練がましい視線を送る。
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