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甘えた
第18章 18
「なるほど。都羽より先輩かぁ」
反対側の髪も同じように掬う。
「莉壱…」
上目遣いでおねだりをしてみる。背の高くなった莉壱を見上げるようになったけど、今は意図的に女の子らしく誘う仕草をしてみた。ミナミの影響もあって…初めてだけど上手く出来てると思う。
「へぇー、そんな可愛い顔もするんだ。くすっ、後輩の都羽は可愛いね」
あたしの頬を包み込んだ莉壱はおでこを擦りつけ、ふふっと笑みを溢す。
「どんな都羽が見れるのかな…」
再び鏡の前に立たされる。
鏡を覗き込み、あたしの視線と合わせながら首筋に赤い舌を這わす。
付き合い始めの頃から、悦い箇所を探す様に隈なく這いまわっていたその手は、完全にあたしの体を熟知していた。
わざと悦い箇所を避けながらあたしを触る…そのぬるい感触に余裕をみせていたはずなのに次第に疼かされ、焦らされていく。
そして、焦らし切ったところで攻め立てる。
前戯の得意じゃなかったあたしは、すっかり莉壱の手のひらに飼い慣らされてしまっていた。
痺れを纏いながら太腿から腰へと撫で上げられる。あたしは小さく体を震わせ悦楽の吐息を漏らした。
「はぁ……んっ」
反対側の髪も同じように掬う。
「莉壱…」
上目遣いでおねだりをしてみる。背の高くなった莉壱を見上げるようになったけど、今は意図的に女の子らしく誘う仕草をしてみた。ミナミの影響もあって…初めてだけど上手く出来てると思う。
「へぇー、そんな可愛い顔もするんだ。くすっ、後輩の都羽は可愛いね」
あたしの頬を包み込んだ莉壱はおでこを擦りつけ、ふふっと笑みを溢す。
「どんな都羽が見れるのかな…」
再び鏡の前に立たされる。
鏡を覗き込み、あたしの視線と合わせながら首筋に赤い舌を這わす。
付き合い始めの頃から、悦い箇所を探す様に隈なく這いまわっていたその手は、完全にあたしの体を熟知していた。
わざと悦い箇所を避けながらあたしを触る…そのぬるい感触に余裕をみせていたはずなのに次第に疼かされ、焦らされていく。
そして、焦らし切ったところで攻め立てる。
前戯の得意じゃなかったあたしは、すっかり莉壱の手のひらに飼い慣らされてしまっていた。
痺れを纏いながら太腿から腰へと撫で上げられる。あたしは小さく体を震わせ悦楽の吐息を漏らした。
「はぁ……んっ」