この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第18章 18
「なるほど。都羽より先輩かぁ」

反対側の髪も同じように掬う。

「莉壱…」

上目遣いでおねだりをしてみる。背の高くなった莉壱を見上げるようになったけど、今は意図的に女の子らしく誘う仕草をしてみた。ミナミの影響もあって…初めてだけど上手く出来てると思う。

「へぇー、そんな可愛い顔もするんだ。くすっ、後輩の都羽は可愛いね」

あたしの頬を包み込んだ莉壱はおでこを擦りつけ、ふふっと笑みを溢す。

「どんな都羽が見れるのかな…」


再び鏡の前に立たされる。
鏡を覗き込み、あたしの視線と合わせながら首筋に赤い舌を這わす。

付き合い始めの頃から、悦い箇所を探す様に隈なく這いまわっていたその手は、完全にあたしの体を熟知していた。

わざと悦い箇所を避けながらあたしを触る…そのぬるい感触に余裕をみせていたはずなのに次第に疼かされ、焦らされていく。

そして、焦らし切ったところで攻め立てる。

前戯の得意じゃなかったあたしは、すっかり莉壱の手のひらに飼い慣らされてしまっていた。

痺れを纏いながら太腿から腰へと撫で上げられる。あたしは小さく体を震わせ悦楽の吐息を漏らした。

「はぁ……んっ」
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ