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甘えた
第5章 05
「あーそれは光政を狙いに来てるだけだ、って長谷川さんが言ってました!」
「なんで光政が狙われてるの?!」
「…?」
そこは側近メンバーにもわからないようで首を傾げていた。
「そういえば、髪切ったんですね?!短いのもイケてます!」
「……ひょっとして…長谷川くんにてきとーに褒めとけって言われてるの?!」
あたしに気を遣って長谷川くんならやりそうな気がした。
「いやいやいや、本音ですよー!あははっ」
「えー、怪しい…」
目を細め怪訝な顔のまま、後ずさりをしてその場を離れた。
ちょうど終了の合図が鳴った。
この競技に参加した生徒の素晴らしいところは、終了の合図できっちりカタをつけるところ。
他校の生徒も波が引くようにフィールド内から撤退する。
ただの喧嘩や殴り合いでは無くあくまでも競技の一環だった。
この後、昼休憩が入り、午後から女子のダンスが披露される。
これはまた男子たちにとってお楽しみの種目。
「なんで光政が狙われてるの?!」
「…?」
そこは側近メンバーにもわからないようで首を傾げていた。
「そういえば、髪切ったんですね?!短いのもイケてます!」
「……ひょっとして…長谷川くんにてきとーに褒めとけって言われてるの?!」
あたしに気を遣って長谷川くんならやりそうな気がした。
「いやいやいや、本音ですよー!あははっ」
「えー、怪しい…」
目を細め怪訝な顔のまま、後ずさりをしてその場を離れた。
ちょうど終了の合図が鳴った。
この競技に参加した生徒の素晴らしいところは、終了の合図できっちりカタをつけるところ。
他校の生徒も波が引くようにフィールド内から撤退する。
ただの喧嘩や殴り合いでは無くあくまでも競技の一環だった。
この後、昼休憩が入り、午後から女子のダンスが披露される。
これはまた男子たちにとってお楽しみの種目。