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甘えた
第6章 06
部屋に着くと、またソファーで待つようにと座らされた。

……嫌な予感がする。

あたしはそのつもりで来たわけじゃない…莉壱はそのつもりで連れて来た?
普通のカレカノって家に来たら何するの?あたし、まともに恋愛したことないから分からない…

あたしの経験上することといえば、ただひとつ。
恋愛感情はないけれど、好みの男性とのセックスは、一夜限りだから成立するのであって、何度もいたすのはお断り。

しかもこれは結愛花を守るための任務だし、あたし達ニセモノのカレカノだし!

決めた!今日はあやしい雰囲気になったら速攻帰る!

ソファーの端っこに陣取り、浅く腰かけ直していつでも逃げ出せる体勢をとった。

「どれがいい?」

映画のDVDを3本持って莉壱がソファに戻ってきた。

「ん?」

一番最初に目に付いたDVDが数年前に観た映画だった。

ちょっとグロい映画で有名だったんだけど、グロさよりも心理的に考えさせられる話。
一緒に観た友達は、怖くて気持ち悪いしか言わなかったけど、この映画の本質はそこじゃないと思ってた。
当時は心情的にまだよく分からない部分もあって、もう一度観たい映画だった。

「これ…がいい」

「りょーかい」
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