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甘えた
第6章 06
グロさ満載なんだけど、こんなに泣き所がある良い映画だったっけー?!

感動……

終わってからもしばらくは、ぐずぐずとバスタオルを離すことが出来ない。

「莉壱…洗面所貸じで…」

あたしはいまだ涙声のまま。

「歩ける?」

目にタオルをあてたまま莉壱に抱えられるようにして洗面所まで連れて行ってもらう。

顔を洗って鏡を覗き込むと真っ赤な目をした自分が映っている。

あーもう莉壱の前で泣くなんて恥ずかしすぎる…

もう一度顔を洗って、髪を手櫛で整えた。

リビングに戻ると莉壱は大きなダイニングテーブルの端の席に座り本を読んでいた。

気恥かしいまま黙って隣に座ると、莉壱はテーブルの上に置かれたDVDをあたしの方にずらして、本から視線を外さずに口を開いた。

「あの映画の続編。人気が出なかったから日本未公開のやつ。持って帰ってゆっくり観なよ」

あたしは差し出されたDVDジャケットを眺める。
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