この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘えた
第6章 06
テーブルにオムライスを置いて急いで戻る。
「もう、入れていい?」
「うん、いいよ」
さっきあたしがやって見せた通りに半熟に固める。
「トントンしていい?」
「うん、やってみて」
莉壱がトントン始めると半熟の卵が端から丸まりだした。
テレビで見たことのある手際のいいシェフの手つきの様に卵を跳ねさせ、きれいに巻いてしまった。
「うわー!すごーいっ。きれいに出来たね、びっくりー!」
まるで手品でも見たかのように驚いたあたしは興奮気味に声を上げた。
「へへっ」
しかも莉壱が照れてるっ。
はにかんだ顔をしながらオムレツに切れ目を入れた。
「…莉壱の作った方がおいしそうだね」
「くすっ。都羽が食べて」
あたしの手にオムライスが渡される。
どっちも味は同じだとおもうんだけどな……
「もう、入れていい?」
「うん、いいよ」
さっきあたしがやって見せた通りに半熟に固める。
「トントンしていい?」
「うん、やってみて」
莉壱がトントン始めると半熟の卵が端から丸まりだした。
テレビで見たことのある手際のいいシェフの手つきの様に卵を跳ねさせ、きれいに巻いてしまった。
「うわー!すごーいっ。きれいに出来たね、びっくりー!」
まるで手品でも見たかのように驚いたあたしは興奮気味に声を上げた。
「へへっ」
しかも莉壱が照れてるっ。
はにかんだ顔をしながらオムレツに切れ目を入れた。
「…莉壱の作った方がおいしそうだね」
「くすっ。都羽が食べて」
あたしの手にオムライスが渡される。
どっちも味は同じだとおもうんだけどな……