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intimidation love
第5章 暗闇に沈む時
先輩の手で下ろされたショーツは、かろうじて片方の足首に引っ掛かっけられている状態だった。
…こんな晴天の下で、私は何をしているのだろう。

「もっと上までスカート捲ってよ。それじゃあ見えない」

「無理ですっ…」

「無理じゃないでしょ。俺以外誰も見てないんだから、恥ずかしがる必要なんかないって」

恥ずかしがらない人間の方が絶対に少ない。
先輩はただ見ているだけだから、簡単に言えるのだ。

「へん、たいっ…」

「うん、知ってるよ。それよりいいの?早くしないとスカートも脱がしちゃうけど」

私の些細な口撃をさらりと流した先輩の手がスカートに伸びて来て、慌てて距離を取った。

「逃げないで、ちゃんと俺の目の前に立って」

先輩に逆らえない私は、言う事を聞かなければいけない。
どんなに屈辱的な事でも、受け入れなければならない。

「ほら、見えるようにスカート上げて?」

羞恥に涙を浮かべながら、スカートの両端を持つ手をゆっくりと上げて行く。
丸見えの私の下肢に、しゃがみ込んでいる先輩の視線がじっと注がれる。

「足、もっと開いて」

「でもっ…」

「あー、焦れったいなあもう」

先輩は面倒臭そうな顔で私の太ももを掴むと、ぐっと左右に開いた。

「いやっ…!」
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