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intimidation love
第5章 暗闇に沈む時
先輩は私の体の向きを反転させ、壁に凭れさせた。
ボタンを途中まで外されたシャツの中へと、大きな手が忍び込んだ。
あっという間にブラを上にずらされ、胸が露になる。

「やめっ…」

耳の孔に差し込まれた舌が中でくちゅくちゅと音を立て、鼓膜を震わせる。
ぞわぞわと肌が粟立ってしまうのは、きっと恐怖のせいだけではないだろう。
先輩の指先が胸の先を軽く弾き、びくりと反応してしまう。

「っ…!」

「もう乳首勃ってるよ?」

急に外気に晒されたせいだと、そう思いたくて何度も首を横に振る。

「たしか、吸われるのが好きだったよね?」

あれは、無理矢理そう言わされただけだ。
どうせわかっている癖に、わざとそんな事を聞いて来る先輩が憎らしかった。
徐々に下りて来た先輩の唇が、既に硬くなっていた乳首を包み込んだ。
先輩の口の中の熱が、直に伝わって来る。

ちゅ、ちゅる。
舌で先端部分を舐め回され、唇で優しく扱かれる。

「や、ぁっ…!」

時折きつく吸われ、堪えるように目をぎゅっと瞑った。
あと、どれくらいで昼休みが終わるだろう。
屋上に来てから何分経ったのか、ちっともわからない。
一刻も早く昼休みが終わってくれる事を願うしかない私に、先輩が追い討ちを掛けるように言う。

「ヨシノちゃん、パンツ脱がすからスカート捲って?」

一向に鳴らない予鈴に、私は絶望した。
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