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intimidation love
第4章 膠着
かろうじて羽織っていたシャツも含め全て先輩に脱がされ、私一人だけが一糸纏わぬ姿にされてしまった。
恥ずかしくないわけはないけれど、私はもう抵抗する気などなかった。
先輩の機嫌を損ねたら、何をされるか正直わからない。
けれどかたかたと震える体はどうにもならず、耐えるようにシーツを握り締めた。

「そんなに怖がらないで」

恐る恐る見上げると、大丈夫だと先輩に返され頭を撫でられる。
震える私の体を包み込むように、優しく抱き締められた。
ぴったりと私に密着する先輩に、服越しでも伝わってしまうのではないかと思う程全身が熱い。

シーツをきつく握っていた私の手は、いつの間にか先輩の指と絡み合う形で繋がれていた。
先輩は啄むように、何度も私に口付ける。
さっきのような激しいものではなく、ただ唇に触れるだけのキスを先輩は繰り返す。

…何だか胸が苦しいのは、抱き締められているせいだと思う事にする。
お陰で震えはおさまったが、こうして優しくされるのはやっぱり辛い。
このままずっと先輩の腕の中に居たいと願ってしまうからこそ、余計に。

「…参ったな」

先輩はゆっくりと唇を離した後、もう一度私を抱き締めながら小さく溜息を吐いた。

「さっきまでは大丈夫だったんだけどなあ…」

一人言、だろうか。

「…あの?」

「別に、焦る必要もないかと思ったりもしたのよ俺」

「…何の事ですか?」

先輩が、何を言いたいのかよくわからなかった。
すると先輩は少し困ったように眉を下げ、抱き締めていた私の体を更に引き寄せた。

「今日はいちゃいちゃするだけで終わっても、まあいいかなって思ってたんだけど…やっぱり無理かなあ」

「え…?あっ…」

先輩は私の太ももに何か硬い物を押し付け、耳朶へと吸い付きながら囁いた。
全身を、ぞくぞくとした痺れが襲う。

「出来るだけ痛くしないようにするから、突っ込んでもいいよね?ヨシノちゃんのここに」

下肢に伸びた先輩の指が、祕裂を優しく往復する。
再び潤い始め、ぬるぬると滑っていた指先が陰核に触れ、びくんと腰が跳ねる。

「ヨシノちゃんのクリトリス、小さいけどこりこりしてる」

「あっ…」

先輩が、陰核を指で優しく何度も転がす。
痛くはないが、少し物足りない刺激が何だかもどかしく感じてしまう。
その癖、乾くどころか逆に潤いの増して行く膣内が余計に恥ずかしい。
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