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裏切りのエチカ
第1章 裏切りのエチカ
 食事は、もう、戦争前にも食べたことがないような、豪華なものだった。
 そしてネグリジェという真っ赤な寝間着も、見たことがない美しさだった。
 私は鏡台の前に立ち、うっとりと自分を眺めた。
 綺麗……
 こんなに自分が綺麗だとは思ってもみなかった。
「オー、ワンダフル」と声がした。
 絵に描いたような白人女性だった。
 それも若い。
「テイクイッ」と自分も吸ったパイプを薦めてくる。
 タバコは嫌いだけど、仕方ない。
 軽く吸うと、ハンパじゃない目眩がした。
 これはタバコじゃない!
 フラフラと倒れ込むと、そのまま奥様が私に覆い被さってきた。
 抱きしめられ、唇が重ねられ……
 何これ?
 ダメ、ダメ、男ならともかく、女なんて、心の準備が……
「アイラブユーソーマッチ」
 ネグリジェが脱がされ、丸裸になる。
 奥さんも裸になる。
 そんな!
 そんな汚れた場所を触るなんて!
 あ!
 何、この感覚?
 胸も揉まれる。
 声が出る。
「ソーセンシティブ、グレイッ」
 あああ、指が、指が、どうして、どうして!
 奥様の頭が私のそこに埋まる。
 サラサラの金髪が内ももにあたり……
 舐めてる?
 まさか、私のそこを舐めてる?
 ダメダメダメ、絶対ダメ!
 逃げようとしてものすごい力で止められる。
 触れられ、ネットリと吸われ、敏感な部分が転がされ、声が出る!
 ワケがわからない、これがもしかしたら「ヨガル」ってこと?
 私、ヨガッてるの?
 恥ずかしい、そんな、私がヨガルなんて!
 でももう、ヨガリ狂うしかない感覚だ。
 私は自分からそこを奥様の口に押しつけ、腰まで使った。
 言葉は通じなくても、奥様の求めていることはなんとなくわかった。
 私はよがりつつ激しく麻痺した。
「エクスタシー」と奥様は言った。
 私はその夜、数え切れないほど「エクスタシー」に落ちた。
 初めてなのにそんなことになったのは、あのパイプに秘密があった。
 それは非合法の麻薬だった。
 洋館は秘密のアヘン窟だったのだ。
 もちろんアヘンではなく、他の薬物が使われていたのだったけど。
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