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裏切りのエチカ
第1章 裏切りのエチカ
 薬のせいもあって、私は次第にその館の遊びにのめり込んで行った。
 女達は皆鞭打ちを好んだ。
 革で作った一本鞭を、もちろん手加減してお尻に振り下ろしてやると、泣きながら、おそらく日本語での「もっと、もっと」と言いながら悦ぶのだった。
 もちろんその後ではいつもよりも激しく愛し合うのだけれど。
 ある日、奥様が片言の日本語で、
「私も、打ってみたい」
 私はベッドに横になった。
 鞭が振り下ろされた。
 お尻に当たり、痛みが走った。
 けれど、耐えられないほどじゃない。
 むしろ、この惨めさにあそこがジュンとなる。
「もっと」と言ってみた。
 胸がキュンとなって、お尻が鞭を求めた。
「もっと、して。もっとお仕置きして」
 私は自分に酔って、泣いた。
 鞭を受けながら、その惨めさを味わった。
「もっと、もっと、虐めて、お仕置きして」
 これだったのだ、と初めて判った。
 私もまた、鞭を求める女になったのだった。
 私は泣きながら奥様のキスを受けた。
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