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ドS教授は変態です。
第4章 爽やか桐生くん


「あれ…きりゅうくん。」

「はい、俺です。」

目を擦りながら、「飲みに行ったんじゃなかったの?」

と聞くとガクリと肩を落として

「自分で誘っておいて飲みには行きませんよ…」

と呟いた。


「待ち合わせ場所をきちんと伝えなかった自分も悪いですけど、
探してたら東屋がみえて、なんとなく横を通ったら、白い腕が見えたんですよ?かなりビビりました…」


「あはは、ごめん。波の音聞いてたら気持ちよくて、つい」

「つい、じゃないですよ、まったく…」

「まぁまぁ、桐生くんも横になってみたら?すごく気持ちいいから」

ほら、とポンポンと横を叩く。

「……ユラさんは、そういうところ、気をつけたほうがいいです」

とかボソボソ言いながらゴロリと横になる。

私も、その横に海の方を向いてよこになった。

「目を閉じて、波の音を聞くの」

「はい」

背中から桐生くんの声が聞こえる。

私も目を閉じ、波の音に聞き入った。

「どう?」

返答がない。

目を閉じたまま「寝ちゃったの?」と呟くと

「たまらないです」

と、頭の上から声が降ってきた。

「え?」

思わず目を開けると

桐生くんがじっと私を見ていた。



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