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癖の下僕
第13章 最終話
その夜、彼女に振られて落ち込んでいるであろう啓のベッドに潜り込んだ。
 同じように、啓の唇に一方的なキスをしてから、今度はちゃんと精子を飲み込もうと、覚悟をきめて布団の中に潜り込んだ。
 啓のパンツを脱がせて、手で扱いていると、だんだん昔のように啓のことを、からかってみたい衝動に襲われた。
 上下に動かす手を止めて、わざと冷たい声を意識して
「逝かせて欲しいなら、逝かせてくださいってお願いして」
と意地悪してみた。驚いている啓が可愛くて、わざと焦らすことにした。
美咲もオナニーのときは乳首を弄るので、きっと男も気持ちいいんだろうと思い、啓の乳首を弄ると、気持ちよさそうな声が漏れてきた。
もともとドSな美咲は、だんだんと調子に乗って、啓のことをイジめ始めた。
最初は、冗談のつもりだったが、つい調子に乗りすぎた。啓を射精させることはできたが、きっとこんな私にひいてる。
啓のペニスから溢れ出たたくさんの精子の暖かさに、うっとりとしていたが、急に恥ずかしくなって、何も言わず部屋から出てきてしまった。

でも、啓・・・気持ちよさそうだったな。こういうの好きなのかな。と考えると、その晩、美咲は眠ることができなかった。

 啓の気持ちを確認するため、その次の日も同じように啓をイジメてみた。すると啓はまた、とても気持ちよさそうに射精したので、徐々に二人のプレイは激しいものになっていった。
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