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癖の下僕
第4章 1話 市ヶ谷あかり
あかりがお手洗いを借りたいと言ってから、新藤が奥の部屋へ行っていたのは二分ほどだったが、あかりの膀胱はもう我慢の限界だった。
足をクロスして何とか我慢していたが、少しでも動けば漏れてしまいそうだ。
奥の部屋から戻ってきた新藤の手には、黒革の細いベルトに穴の開いたプラスティックのボールが取り付けられた、あかりが見たことのない道具があった。
「黙って立っていることもできない子には、これをつけてもらうよ」
新藤はそう優しく言うと足をクロスさせ、尿意を必死に我慢しているあかりの頬を左手で力強くつかむと、右手でプラスティックのボールを口の中にねじ込んだ。
革のベルトの先についた金具を頭のうしろで絞めあげると、あかりは口を閉じることができなくなってしまった。「嫌だ、やめて」と言おうとしたが、口の中のボールが邪魔をして
「いあぁ、あえぇ」
と、意味不明な言葉になってしまった。
シンドウは優しくあかりの頭を撫でると、
「我慢しなさい」
とだけ答えまたソファに座ってしまった。
もうあかりの膀胱は我慢の限界をとっくにこえている。これ以上、一分だって我慢できそうになかったが、動けず、声もうまく出せない状態では、ただ我慢をするしかなかった。
しばらくすると口の中に唾液が溜まってきていることに気が付いたが、プラスティックのボールがあるせいで、唾液を飲み込むことができない。少しずつボールと唇の間から涎が口元を伝い始め、そしてあごの先からだらしなく糸をひき始めた。
あかりは口を閉じることもできず、まるで赤ん坊のように涎を垂れ流すしかなかった。
涎が床まで垂れ始めると新藤はゆっくりとソファから立ち上がり、あかりに近づき両乳首を挟んでいた木製の洗濯ばさみをゆっくりと外した。
もう慣れてきていた乳首の鈍い痛みが、洗濯ばさみを外した途端に、急に鋭い痛みとなって襲ってきた。
そのドクドクと波打つような痛みであかりは少しだけパンティの中に尿を漏らしてしまった。
「うぅ・・」
と小さく声を漏らし必死に痛みに耐えた。