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癖の下僕
第6章 3話 九段下啓
 すべての指を舐め終えたころには、啓のペニスに取り付けられた貞操帯の先端の排泄用に開いた小さな穴から、大量の粘液が垂れさがり、玄関のコンクリートの床に小さな水たまりを作っていた。
 美咲はその水たまりを見つけると、機嫌を直したのか、満足そうな笑みを浮かべ、椅子から立ち上がり、その水たまりに右足の親指を浸し、その粘液をグリグリとかき混ぜた。
 右足の親指にたっぷりと粘液を絡ませると
「啓、後ろにのけぞりなさい」
と、口元に笑みを受かべながら命令した。
 啓は正座したまま両手を後ろの床につけ、体を仰け反らせた。すると美咲はその無防備になった啓の左胸に右足のかかとをのせ、粘液のついた右足の親指を小さな啓の左乳首の上で、円を描くように滑らせ始めた。
 粘液と混ざった玄関に溜まっていた小さな無数の砂の粒が啓の敏感な左乳首を刺激した。
「あぁぁん」
少しの痛みの混じった、全身に電気が走ったような快感に、啓は思わず女の子のような声で喘ぎ声をもらした。
「うっわ!キモッ!・・・女みたいな声で喘いでんじゃん♪」
楽し気な声で美咲は啓を罵倒した。
「このあとどうして欲しいのか言ってごらん。・・・ほら」
啓は美咲に見下されながらそう聞かれ、
「射精・・・させて欲しいです」
と小さな声で答えた。
すると美咲は笑みを崩し、啓の左胸に乗せている右足に全体重をかけ踏みつけた。
 美咲が小柄だとはいえ、さすがに全体重を掛けられれば、啓の細い腕では支えきれない。後ろに勢いよく倒れ、啓はドンと鈍い音を立てて玄関の扉に頭を打ち付けた。
啓を踏みつけたまま美咲は唇を尖らせ眉をしかめながら
「言ったよね?昨日のライブで三百人集められなかったら、しばらく射精はさせないって。結局お客さん百人くらいしか来てなかったじゃん」
というと、口をもぞもぞと動かし口内の唾液を集めてから、啓の顔に「ペッ」と吐きかけた。
「今日はこれで終わり!」
美咲は早口でそう告げると、洗面所に行ってドアを閉め、シャワーを浴びるために服を脱ぎ始めた。
啓は立ち上がり、体に付いた砂を手で払い落としてから、顔に吐きかけられた美咲の唾を、右の掌で拭うと、先端から糸をひいている金属の貞操帯を虚しい目で見つめた
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