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癖の下僕
第9章 6話 九段下啓
 次の朝早くに、自宅の簡素な機材で録音した新曲「生きたい」を、CD―Rに焼くと、それをもって啓の所属する芸能事務所・東雲プロダクションへ向かった。
 曲をたまたま聴いてくれた、事務所の権堂社長に初めて褒められて、啓はとてもうれしい気持ちになった。
 すぐに本格的なレコーディングが始まることとなり、今月の二十八日のスケジュールが抑えられることとなった。

 家に帰ると、土曜日で大学が休みのため家にいた美咲が、適当に作ったお昼を食べながら、つまらなそうにバラエティ番組を見ていた。
「おかえり、朝早くからどこ行ってたの?」
と、眠たそうに美咲が聞いてきたので、芸能事務所へ新曲をもっていったことと、社長に褒められたことを伝えると美咲は
「へー、すごいじゃん。私にも聴かせてよ」
と目を輝かせて言った。
 早速、啓の部屋で新曲「生きたい」を美咲に聴かせると、
「なにこれ、逝きたいって、精子出したい、って歌?檻に閉じ込められって、貞操帯の事じゃん」
と嬉しそうに笑いながら言った。
少し顔を赤くして、
「まぁ、そうなんだけど・・・笑うことないだろ」
という啓の首に、両手を回し、抱きよせてから美咲は
「すっごく素敵な歌だね。ご褒美に今日は、たっぷり苛めてあげるね」
と、嬉しそうに小さな声でいった。
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