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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第35章 兄を見過ごすワケにはいかない

何だか兄と打ち解けたような気がしてオレは少し嬉しかった。

「悪いな…で、さっきの話だけど、あの女は一体何者なんだ?」

ここまで腹を割って話たんだから、隠す必要もないだろうと思い、鴨志田の事を兄に話した。

「高校の教師だったのか…悲しいもんだな、金に惑わされてソープ嬢になるなんて」

確かに兄の言うとおりだ。

さすがに鴨志田が実の母親だという事は言えなかったが、それまでの経緯を兄に話した。

「そうか、オフクロがあの女の借金を肩代わりしたのか…」

「…うん」

「ふざけたヤローだな、金の無心ばかりして、挙げ句にはソープ嬢に堕ちたのか。お前の担任でこんな事言うのは申し訳ないけど、自業自得だな」

そうかもしれない。

鴨志田はヤミ金に追われ、身柄を拘束され、ついにはソープ嬢にまで堕ちた。

「なぁ、亮輔、オレあの女に一言文句をいってやりたい、いやもしかしたらぶん殴ってやりたいぐらいだ!」

兄が怒りに満ちた顔でオレに顔を向けた。
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