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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第49章 次期社長について
これでよし、と。

達也はその日は自宅に戻り、そのまま眠りについた。


翌朝、達也は起きてまず始めに亮輔に連絡を入れた。

亮輔は事の重大さが解ってないのか、また夜遊びをして帰ってきたばかりだった。

「もしもし、亮輔か?あれからオフクロから連絡があったか?」

亮輔はちょうど寝ようと思い、ベッドで横になっていた。

【いや、オレも今帰ってきたばかりで何も…】

「お前、こんな時だってのに、遊びに行ってる場合か!お前が一緒に住んでて何でわからねえんだっ!オフクロの身に何かあったらどうすんだ!」

達也は亮輔の夜遊びを叱責した。

【うん、悪かったよ…でもオフクロ、前にもこんな事が何度もあったから、またしばらくしたら戻ってくるんじゃないかな、と思ってたからさ】

全ては達也の計画の通りに動いていた。

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