この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第61章 死に場所
そこで見つけたのは、整備士の見習いで、寮完備と記載されていた。

バイクや車にそれほど興味はないが、住む所と働く為に背に腹は代えられない。

亮輔はその整備士の見習い募集の所に面接に行った。

が、しかし、履歴書には家族が記入されてない事を問われ、事情を説明したが、身元が解らない少年を雇ってくれるはずもなく、不採用となった。

そこで亮輔が見つけたのは、登録制の派遣会社で、週払いや日払いも可能という事で、その派遣会社に登録した。

ビジネスホテルから集合場所に行き、その日その時によって勤務場所も職種も日替わりだったが、それでも亮輔は毎日のように連絡して、明日はここに行ってくれ、明後日はこの場所に行ってくれと伝えられ、それでも亮輔は住むために、食うために働いた。

その僅かな日当も、宿泊費だけですぐに無くなってしまう。

切り詰めたギリギリの生活で亮輔の心は限界に近づいてきた。

(アニキはどこにいるんだ、オフクロも行方が解らない、どうすりゃいいんだオレは…)

/764ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ