この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第77章 一生付きまとう
仮にオレに気があったとしても、オレは付き合うつもりはない。

それに彼女には彼氏がいるだろうから、そんな関係にはなるはずがない。

「別にいいけど、明日は母親の墓参りに行くから、早めに切り上げるならいいよ」

「そうか、明日お母さんの墓参りなんだ…じゃあ止めとく?」

少し残念そうな顔を浮かべ、凜は机にある教科書をバックに入れていた。

「いや、少しなら大丈夫。そんなに遅くならなければ問題ないよ」

オレも何か1人になるのはイヤだった。

いつも孤独で誰とも話などしなかったオレだが、今日は何故だか人と触れあいたい気分だ。

どうせ1人になっても、また風俗に行くぐらいだから、たまにはいいだろうと思い、凜と一緒にカラオケボックスに入った。

「そういえばこの前、古賀くん歌わなかったよね?私、古賀くんの歌聴いてみたいな」

歌か…
何歌えばいいんだ。

以前、小島に誘われ、何度かカラオケに行ったが、歌える歌なんて1曲か2曲ぐらいだ。

おまけに下手くそだし、音程は外しっぱなしだ。

晒し者みたいで、音痴なオレには苦痛なだけだ。

でも、今日は誰かといたい気分だし、聴いてるのは凜だけだから、歌ってみよう。

オレは数少ないレパートリーの曲を歌った。

/764ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ