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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第79章 好い人達
だが、世の中金だけが全てじゃない。

どうしてこうもオレの周りにいるヤツらは金の事しか頭にないのだろうか。

「おい、アンちゃん!昼だ昼!飯にしようぜっ!」

「はいっ!」

気がついたらもう昼になっていた。

オレは一心不乱に作業に取りかかっていたせいか、休憩時間すら忘れる程、汗だくになり仕事をしていた。

「今日は随分と張り切ってるな。何か良い事あったのか?」

「おう、アンちゃん。オメー彼女でも出来たのか?」

現場の連中がやたら張り切って作業してるオレの事を見てからかってきた。

「い、いや、そんな事ないっす…」

オレは弁当を食いながらテキトーにごまかした。

…何だかんだ言って、この雰囲気が1番良いような気がする。

ただ仕事が終われば学校に行かなきゃならない。

ましてや隣には凜が座っている。
またあれこれと言ってくるのだろうか。

憂鬱だ。今日は学校に行きたくない気分だ。

ふと、空を見上げた。
雲がかかり、太陽が顔を覗かせていた。

オフクロはこの空の下の何処にいるのだろうか。

またオフクロに会いたい。
会ったら、いつもの様にオレの肉棒を咥えて欲しい。

そして飢えた獣と化して、いつまでもセックスをしたい。

オフクロがいなくなった今、オレの性欲を満たしてくれる女なんて誰もいない。

そんな事を考えていたら、下半身が熱くなり、勃起していた。

こんなとこで勃起するなんて、オレはよっぽどオフクロの裸体とテクニックに溺れていたのだろう。

休憩が終わるまでに気を沈めなければ。

「おい、アンちゃん!どうした、ボケーっとして」

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