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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第143章 苦痛な舌技
オレはいつものようにナツが帰ってくるまで起きて待っている。

「亮ちゃん、たらいま~、いつも起きててくれてありまとうね~」

いつもより酒の量が多かったのか、かなり酔っている。

「ねぇ、亮ちゃん、私の事好きぃ?」

ナツがオレにもたれかかるようにして身体を擦り寄せてきた。

「何だよいきなり」

「どっちなの~、好きなの、キライなのぉ?」

返答に困った。今日こそはここを出ていこうと思い、ナツに話をしようと思ったが、こんな泥酔状態じゃ話にならない。

「あぁ、好きだよ」

とりあえず話を合わせる事にした。

「んふふ~、じゃあ恒例のザーメンチェックねぇ」

ナツはオレのチャックを下ろし股間をまさぐってきた。

「おい、もういいだろ、今日はどこにも出掛けてないって!」

「ウソ!絶対に外に出たでしょ?本当の事言いなさい!」

何故、こうも疑り深いのか。

「今日は夕方まで寝てナツに起こされたろ。それから一歩も外に出てないって言ってるじゃないか」

「ウソだ!ホントは他の女のとこに行ったんでしょ?」

「そっちこそオレを信用しないのか!いい加減にしろ!」

「…じゃあオチンチン出して。舐めてあげるから」
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