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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第146章 コイツかなりヤベーぞ!

「そうだ、思い出した」

「ん、何を?」

ヤンキーが何かを思い出したみたいだ。

「あの日、居酒屋の時な。あれからカラオケに行くって言ってろ?」

「あぁ、オレ金無いから帰った時だろ?」

「そうそう、で、オレが彼女とあの殺された女と二股かけてバレたって言ったろ?」

よくもまぁ、そんな相手を一緒に連れて来たもんだ、コイツは。

「お前、それで豚に出ていけって言われてオレんとこに来たじゃねえか」

「だから豚じゃねえっ!で、バレた時に彼女とあの女、ユキなその二人が揉めたんだよ」

「そりゃ一緒にいたらバレるだろ、フツー」

「まぁ、そうなんだが…でナツもそこにいて二人の仲裁に割って入ったんだよ」

「うん、で?」

「そん時、あのユキがナツに【うるさいな、この整形女が】って言ったんだよ」

「整形?」

「多分思わず興奮して口に出してしまったらしいんだけど、ナツは【いい加減にしなさい!】って一喝してケンカは収まったんだけどな」

「整形女ねぇ、あの殺された女とタメなら間違いなく28才だな」

やっぱり整形なのか?

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