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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第159章 身代わりの哀れな最期
「バカ、万が一の話だよ、何せこの年で社長になったから、妬みだとか色々あるんだよ~、でもお前はオレの代わりに社長になったんだから、ドンと構えてりゃいいんだ、心配すんなって」

機内でそんな事を話してる頃、日本では亮輔が鴨志田が最後に残したメールの内容を見ていた頃だった。

このメールの内容を見せて、達也を告発して欲しい。
そしてこれ以上犠牲者が出ない為に。

亮輔は遺言とも言えるこのメールの内容を警察に見せ、達也を重要参考人として出頭するように命じていた。

そしてタイミング良く、達也と小島が帰国した直後、小島は任意出頭の為、事情聴取をされてしまった。

「じゃあな、小島。もうすぐ弁護士が来る。釈放された時、お前の人生はそこで終わる…
助かったよ、お前が借金まみれのバカで…
まぁ、あの世で自分の愚かさを悔いるんだな」

達也は小島と空港で別れ、小島が住んでいた六畳一間のアパートに着いた。

【万が一の事があったら弁護士を呼べ】
小島は達也の言った言葉を思いだし、沢渡に弁護士を呼ぶよう伝え、警察に任意同行された。
ただ沢渡はマスクをしている達也の様子を見て、気のせいか、何かいつもの達也とは違うように思えたが、帰国してすぐに警察署に連れていかれたので、偽物の達也かどうか見分けがつかないまま、弁護士の下へと向かった。

(釈放された時、それがお前の最期だ)
「おい、車を出せ」

部下に命じて沢渡は車に乗り込み弁護士を迎えにいった。


そして小島は、何が何だか解らぬまま、署に連れていかれ、鴨志田のメールの内容の事を聞かれ、どうしていいか解らず、ただ狼狽えていた。

(アイツ、人を殺したのか?ってことはオレはアイツにはめられた…あのヤロー、だから顔を変えようなんて言い出したのか!)

時既に遅し、小島は留置場で一晩を明かした。

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