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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第163章 私を犯罪に巻き込まないで
達也はレイに話を脚色しながら整形する理由を言った。
「よく解らないけど、整形しなくても大丈夫なんじゃないの?せっかく親からもらった顔なんだし…」
「おいおい、アンタだってさっき整形したいって言ったろうが。同じようなもんだ、理由は」
レイは達也が何を考えてるのか解らなかった。
「アンタ、もし人生がリセット出来るならしてみたいと思わないか?」
「…そりゃこの顔だもん。リセット出来るならしてみたいわよ」
レイは顔にコンプレックスを持っていた。この顔のせいで何度も嫌な思いをした。
加えて在日だという事もあり、随分肩身の狭い人生を送ってきた。
「アンタ、オレと一緒にリセットしてみないか?」
「…バカな事言わないでよ!どうやってリセットするの?それに整形なんてもの凄い費用がかかるのよ?今の私にそんなお金がなんてあるわけないでしょ?」
「じゃあ、もしその金があったらリセットしてみるか?」
達也はレイの顔をジッと見つめながら問いかけた。
「そんなお金どっから出せるのよ?」
「オレ、さっきも話したと思うが、母親の跡を継いで社長になったんだよ。だが、社長になったのはいいが、1人厄介なヤツがいてさ。裏でヤクザに献金してやがる。
ソイツを排除すればアンタの顔を変える費用どころか、しばらく遊んで暮らせるだけの金が手に入れる事が出来るんだよ、信じる信じないはアンタ次第だが、とにかく金は裏に流れないように出来る」
「よく解らないけど、整形しなくても大丈夫なんじゃないの?せっかく親からもらった顔なんだし…」
「おいおい、アンタだってさっき整形したいって言ったろうが。同じようなもんだ、理由は」
レイは達也が何を考えてるのか解らなかった。
「アンタ、もし人生がリセット出来るならしてみたいと思わないか?」
「…そりゃこの顔だもん。リセット出来るならしてみたいわよ」
レイは顔にコンプレックスを持っていた。この顔のせいで何度も嫌な思いをした。
加えて在日だという事もあり、随分肩身の狭い人生を送ってきた。
「アンタ、オレと一緒にリセットしてみないか?」
「…バカな事言わないでよ!どうやってリセットするの?それに整形なんてもの凄い費用がかかるのよ?今の私にそんなお金がなんてあるわけないでしょ?」
「じゃあ、もしその金があったらリセットしてみるか?」
達也はレイの顔をジッと見つめながら問いかけた。
「そんなお金どっから出せるのよ?」
「オレ、さっきも話したと思うが、母親の跡を継いで社長になったんだよ。だが、社長になったのはいいが、1人厄介なヤツがいてさ。裏でヤクザに献金してやがる。
ソイツを排除すればアンタの顔を変える費用どころか、しばらく遊んで暮らせるだけの金が手に入れる事が出来るんだよ、信じる信じないはアンタ次第だが、とにかく金は裏に流れないように出来る」