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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第163章 私を犯罪に巻き込まないで
「まさかヤバい事じゃないでしょうね?私、そんな事してまで顔を変えたいなんて思わない。
だってそんな大金手にするって事は危ない橋渡るって事でしょ?」

さすがに鴨志田の時と違い、そう簡単に話に乗る女はいない。

「まぁ、昨日今日会ったばかりのオレがこんな事話しても信用出来ないのは当たり前だよな…
ただリセット出来る可能性はかなり高い」

「…1つ聞きたいんだけど」

レイは達也が犯罪に手を染める事に違いないと疑っている。

「何だ?」

「法に触れるような事するの?」

「無いとは言い切れない。でも1つだけ言えるのは、排除しなきゃならないヤツがいるって事だ」

排除…つまり消し去るという事だろうか。

「まさか排除って…人を葬るの?」

達也の話を聞いてるうちにレイは自分も犯罪に巻き込まれる可能性が高いと読んで断るつもりでいた。

「ただ消すだけだ。殺すとは言ってない。それはあくまでも最終手段だ。オレだって犯罪に手を染めるつもりはない、だが相手の出方次第ではこっちもそれなりの対応をしないとリセットどころか、人生が終わっちまう。
オレが言えるのはそこまでだ。
後は迂闊な事は言えない、今言えるのはそこまでの話であって、後は仮定の話しか出来ないから、アンタにはじっくり考えて答えをもらいたい。
…あっ!まだこの話、決して他の人には黙ってていてくれるかな?」

レイは恐ろしい考えを持つ達也を警戒した。

「とにかくこの話は聞かなかった事にしておくわ。そろそろ時間ね。
今日も結局話だけで終わったわね。あなた最初からそのつもりで私を呼んだの?」

「…いや、そうじゃない。たまたまだ。ただ気が合いそうだな、それだけだ」

「出来ればもう私を指名しないで欲しいんだけど…」

こんな犯罪の片棒を担ぐのはまっぴらゴメンだ、レイは達也の指名でまたこの話を聞かされるのは迷惑だ。

「…悪いけどまた呼ぶよ、もうこの話はしない。次はちゃんとプレイするために呼ぶ。それならいいだろ?」

「…ならいいけど。じゃ、帰るね」

レイは部屋を出た。

達也はあの女は絶対にオレの話に乗る、そのためには毎日指名して説得してやる、そう思い、1人でベッドに横たわっていた。


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