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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第34章 友人が欲しい…
どうしても母親の下から離れたくて、家を飛び出したのはいいが、結局は元の生活に戻り、母親と淫らな行為ばかりする日々を送っていた。

学校は辞めたし、何もすることがない。
昼過ぎまで寝て、ボーッとテレビを観たり、PCで色んなサイトを見ていたりして夕飯を食べ、夜は母親と夜な夜なセックスで日頃の退屈さを解放するかのような射精を母親の膣内や口内に注ぎ込む。

そして疲れて寝て、また昼過ぎに起きる。

外にはほとんど出ていない。

出てもやることがないからだ。
オレには友人と呼べる仲間が1人もいない。

本来ならば、学校に行き、帰りは仲間とカラオケやゲーム、ボーリングやバスケ等が出来るアミューズメントパークでワイワイしながら遊んでいたのかもしれない。

どこでどう歯車が狂ったのか解らないのだが、生まれた時からこんな非現実的な毎日を送る事になっていたのだろうか?

母親は夜の商売の人間だ。今では実業家みたいになり、それなりの地位になり、多忙な毎日を過ごしているが、必ず夜には帰って来て、オレに夕飯を作ってくれる。

身体の関係はあるものの、誰が何と言おうとオレの母親であることには違いない。
もしかしたらオレはマザコンなのかも。

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