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カウントダウン・バレンタイン
第1章 キスして
腰までの栗毛を緩やかに撫でられれば、その心地良さに忽ち酔い、彼に全てを預けてしまいそうになる。
「キスして、華夜」
食堂とまるっきり同じそれを放たれ、うっとりしかけてた華夜子の目が一気に覚める。
「だから。大学ではしないって言ったじゃん」
-いい加減分かってよ。
呆れと軽い苛立ちが混じった表情で、華夜子は陸を窘める。
「そもそも、こんな風にしてるのだってだめだって。絶対誰も入って来ない保障はないんだから-」
いい加減この腕の中から逃れようと、陸の胸を両手で押し退けるが-逆にもっと力を籠められた。
「もうっ。ほんとに怒るからねっ?」
「とっくに怒ってるじゃん」
華夜子は声を荒げたのだが、至極真面目な顔で、陸に冷静に切り替えされた。
「キスして、華夜」
食堂とまるっきり同じそれを放たれ、うっとりしかけてた華夜子の目が一気に覚める。
「だから。大学ではしないって言ったじゃん」
-いい加減分かってよ。
呆れと軽い苛立ちが混じった表情で、華夜子は陸を窘める。
「そもそも、こんな風にしてるのだってだめだって。絶対誰も入って来ない保障はないんだから-」
いい加減この腕の中から逃れようと、陸の胸を両手で押し退けるが-逆にもっと力を籠められた。
「もうっ。ほんとに怒るからねっ?」
「とっくに怒ってるじゃん」
華夜子は声を荒げたのだが、至極真面目な顔で、陸に冷静に切り替えされた。

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