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カウントダウン・バレンタイン
第1章 キスして
「こういうのを一回しろって言ったんだよ」
互いの間に引かれていた透明な糸が途切れた。
陸は誘《いざな》いの目で、華夜子を捉える。
荒い呼吸をどうにか整えながら、華夜子は断固抗議する。
「だ、大学の中でこんなキス出来るわけないでしょーがっ!」
「今、出来たじゃん」
しれっと口にする陸に、華夜子のいらいらは増々募る。
「それは結果論でしょっ。たまたま誰も来なかっただけですっ。ほら、もう一回したんだからいいでしょ」
陸の胸を両手で押してやったのに、びくともしない。
力では敵わない現実に華夜子が悔しがっていれば、耳に柔らかで温かなものが触れた。
「や…あっ、ん…だ…めっ」
味見するように耳輪を舐められ。
味わうように耳朶を甘噛みされ。
華夜子の身体が激しく震えた。
互いの間に引かれていた透明な糸が途切れた。
陸は誘《いざな》いの目で、華夜子を捉える。
荒い呼吸をどうにか整えながら、華夜子は断固抗議する。
「だ、大学の中でこんなキス出来るわけないでしょーがっ!」
「今、出来たじゃん」
しれっと口にする陸に、華夜子のいらいらは増々募る。
「それは結果論でしょっ。たまたま誰も来なかっただけですっ。ほら、もう一回したんだからいいでしょ」
陸の胸を両手で押してやったのに、びくともしない。
力では敵わない現実に華夜子が悔しがっていれば、耳に柔らかで温かなものが触れた。
「や…あっ、ん…だ…めっ」
味見するように耳輪を舐められ。
味わうように耳朶を甘噛みされ。
華夜子の身体が激しく震えた。

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