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カウントダウン・バレンタイン
第1章 キスして
「『ちょっとは大人になってよ』?」
放たれた言葉に、華夜子ははっとする。
「何気にすげー腹立ったんだけど」
-子供扱い?
陸のからかいに、華夜子の頬が染まった。
しかし怯みつつも、強気な姿勢を華夜子は崩さない。
「陸が悪いんでしょーがっ!?何回言っても聞いてくれないんだから、子供と同じ」
自分達には、一歳の年の開《ひら》きが確かにある。
だからと言って、今まで彼を年下扱いした事はほとんどない。
寧ろ、年上の自分の方が気が引けたりもするのだが-彼にとってはそれは真逆のようで、いつも密かに『ひとつ年下の自分』を気にしている事は知っていた。
男としてのプライドもあったりするのだろうと、そういう類の話題は普段は出さないようにしている。
それでも、そんなつもりはなく発した言に、彼が反応してしまう事は何度かあった。
さっきだって悪気は全くなかったのだ。
ただ彼があまりしつこかったから、そこまで気が回らなかった。
放たれた言葉に、華夜子ははっとする。
「何気にすげー腹立ったんだけど」
-子供扱い?
陸のからかいに、華夜子の頬が染まった。
しかし怯みつつも、強気な姿勢を華夜子は崩さない。
「陸が悪いんでしょーがっ!?何回言っても聞いてくれないんだから、子供と同じ」
自分達には、一歳の年の開《ひら》きが確かにある。
だからと言って、今まで彼を年下扱いした事はほとんどない。
寧ろ、年上の自分の方が気が引けたりもするのだが-彼にとってはそれは真逆のようで、いつも密かに『ひとつ年下の自分』を気にしている事は知っていた。
男としてのプライドもあったりするのだろうと、そういう類の話題は普段は出さないようにしている。
それでも、そんなつもりはなく発した言に、彼が反応してしまう事は何度かあった。
さっきだって悪気は全くなかったのだ。
ただ彼があまりしつこかったから、そこまで気が回らなかった。

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