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カウントダウン・バレンタイン
第1章 キスして
「何度も同じ手に引っかかると思ったら、大間違い」
華夜子の太股に複雑な動きで指を這わせながら、陸は嗤う。
「あの時は不意打ち食らって、暫くひとりでこの教室《ここ》で悶絶してたんだよ」
その時の苦痛を思い出し、陸の眉が恐ろしさに歪む。
「二度も膝蹴り受けたら、今度こそ使いものにならなくなるだろーが」
この気持ちは、男にしか分からない。
だからこそ彼女はなんの躊躇いもなく、あんな仕打ちが出来たのだ。
しかし対する華夜子も、自分の事を完全に棚に上げ、被害者面する陸に、いよいよ辛抱ならなくなる。
「あの時も今も…全部陸が悪いじゃん。自業自得っ」
「まあ、俺もちょっとは悪かったかもだけどさ。でも股間狙うのは反則もいいとこだろ。そこやられたら、男は一発で終了なんだよ」
「ちょっと?かも!?」
100%彼に否があるのは明白だった。
華夜子は更に頭に血が上《のぼ》った。
華夜子の太股に複雑な動きで指を這わせながら、陸は嗤う。
「あの時は不意打ち食らって、暫くひとりでこの教室《ここ》で悶絶してたんだよ」
その時の苦痛を思い出し、陸の眉が恐ろしさに歪む。
「二度も膝蹴り受けたら、今度こそ使いものにならなくなるだろーが」
この気持ちは、男にしか分からない。
だからこそ彼女はなんの躊躇いもなく、あんな仕打ちが出来たのだ。
しかし対する華夜子も、自分の事を完全に棚に上げ、被害者面する陸に、いよいよ辛抱ならなくなる。
「あの時も今も…全部陸が悪いじゃん。自業自得っ」
「まあ、俺もちょっとは悪かったかもだけどさ。でも股間狙うのは反則もいいとこだろ。そこやられたら、男は一発で終了なんだよ」
「ちょっと?かも!?」
100%彼に否があるのは明白だった。
華夜子は更に頭に血が上《のぼ》った。

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