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カウントダウン・バレンタイン
第1章 キスして
「華夜-」
彼女の身体を少々強引に抱き寄せて、陸は微かな苛立ちとやり切れないもどかしさが入り混じった声音で囁く。
「なんで?いいじゃん、行こうよ。そんなあっさり拒否んなよ」
「…陸の部屋に行くって約束だったから。そのつもりで泊まる準備して来たんだもん」
「外泊の用意してるなら、どこだって困らないだろ」
「…困るし」
「困らねーよ」
強く言い切り。
陸は華夜子を無理矢理黙らせた。
彼女と真正面から向き合い、その瞳をじっと見ながら、陸は続けた。
「華夜とようやくこういう関係になれてさ、俺凄く嬉しいんだよ。イヴの夜、俺の部屋で初めて華夜と一緒に過ごしただろ。それからまだそんなに日は経ってないから、何回もそういう機会はないけどさ。…でも回数とかじゃなく、華夜が俺の『正真正銘の彼女』になってくれた事が、とにかくほんとに嬉しいんだ」
「…うん」
その意見は自分も同じだった。
切々とした訴えに、華夜子は素直に頷く。
そんな華夜子に、陸は安堵した。
彼女の身体を少々強引に抱き寄せて、陸は微かな苛立ちとやり切れないもどかしさが入り混じった声音で囁く。
「なんで?いいじゃん、行こうよ。そんなあっさり拒否んなよ」
「…陸の部屋に行くって約束だったから。そのつもりで泊まる準備して来たんだもん」
「外泊の用意してるなら、どこだって困らないだろ」
「…困るし」
「困らねーよ」
強く言い切り。
陸は華夜子を無理矢理黙らせた。
彼女と真正面から向き合い、その瞳をじっと見ながら、陸は続けた。
「華夜とようやくこういう関係になれてさ、俺凄く嬉しいんだよ。イヴの夜、俺の部屋で初めて華夜と一緒に過ごしただろ。それからまだそんなに日は経ってないから、何回もそういう機会はないけどさ。…でも回数とかじゃなく、華夜が俺の『正真正銘の彼女』になってくれた事が、とにかくほんとに嬉しいんだ」
「…うん」
その意見は自分も同じだった。
切々とした訴えに、華夜子は素直に頷く。
そんな華夜子に、陸は安堵した。

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