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ファニーキンキー
第9章 それは翔太郎


付き合うことになってから数時間後の昼休み、プールでいきなり咥えられた!が、まぁ俺も男なんで…気持ちいいことされて喜ばないヤツはいないよな。

くちコキばっかりする女で、ビッチか?って一瞬呆れたこともあったけど、俺が知る女は割と緩い子が多かったから、すぐにそれも気にならなくなった。
逆に彼女に委ねることが、当たり前になった。

放課後にバイトを詰めてる俺はろくに構ってもやらなくて…でも、そんなことで不満を言うヤツじゃなかった。俺の方が少し寂しさを感じる…まぁ付き合いは順調に進んでた。

付き合ってるんだから、ヤることはヤるだろ…バイトが休みの日に家に誘った。

コトを進めようとしたら、ヘンタイだとか不感症だとか、へらへら笑いながらカミングアウトされた。

ヘンタイなのは知ってるぞ。パンのクリームを塗りたくって舐めるくらいなんだからな…
俺的には、不可解な行動が多いからヘンタイっつーよりも不思議ちゃんだと思ってるけど。

いくら不感症でも少しくらいは感じるだろ?だけど実際、愛撫をしてもぴくりともしない…ひょっとして俺のやり方が間違ってるのかって不安になるくらい。一応確認してみたら、その件は大丈夫だった。

ヘンタイというか体質だろ?病気みたいなもんで特効薬はある。俺の醜態がそれらしい。

ブリーフを穿けと言われた時はマジで絶望した…意味わかんねぇー!なんだ、この女!

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