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ファニーキンキー
第10章 それは同日


翔太郎と伊井は仲が良い友人関係だけど、あたしは喋ったことがない。
そういえば最近、恵衣子と仲良しだよなぁ?

「ふたりに頼みがあるんだ」

「何だよ、あらたまって。ハハっ」

翔太郎が楽しそうに笑う。

「恵衣子の事なんだけど…」

「ああ、で?」

話の続きを促すように返事をされた伊井は短髪の頭を掻きながら言いにくそうに…

「あのさ、えーと…デートに誘いたいんだよね」

「誘えばいいだろ?」

うひゃー!恵衣子たちそういう仲になってたんだ、最近仲良さそうだったしスポーツ大会の時も伊井のこと応援してたし何かあるんじゃないかと思ってたんだよねぇ。

二人の会話を聞きながら、ほくそ笑む。

「いやぁ最初は二人っきりじゃない方がいいかなーって。頼む!ダブルデートってことで一緒に!」

パチンと合わせた両手をおでこに付け、あたしと翔太郎に向かって頭を下げる。

「あー、で何処に行くか決めてあるのか?」

「おー、あそこの遊園地にしようかなって…」

電車で数駅行った所に、そこそこ大きな遊園地がある。日本一の長さを誇るコースターが目玉だったはず。

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