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ファニーキンキー
第12章 それは野外


身体を起こした翔太郎にウエットティッシュを渡す。手を拭き終えるとサンドイッチを嬉しそうに見つめ、大きな口で食いついた。

野菜や卵を食パンで挟んだありきたりのサンドイッチなんだけどね。喜んでもらえると嬉しくなる…

「ん、うまっ」

味も普通なんだけどね。

「口に合って良かった」

「寧奈が作ってくれたものなら何でもうまいだろ」

だったら、今度は大量のワサビを仕込んでやろうか?

いひっ、翔太郎の喜ぶ顔を見ると、つい……

「葡萄もあるよ」

大きな粒の葡萄の皮をむき、味見をする。

「甘いっ!これ当たりだ」

笑顔を翔太郎に向けると、ちょうだいと口を開ける。

「俺にも」

うなずいて翔太郎のために皮をむく。半分むいたところで、口に含んで実を吸い出す。

あたしの手元をじっと見ていた翔太郎は、自分の口に入れてもらえないことを知ると開け放していた口を尖らせ頬を膨らます。

「なんだよ…」

クスっ、プンプンしちゃって可愛い。

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