この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ファニーキンキー
第13章 それは結実


「そうじゃなくてぇ…」

「ええっ…?何、なに、何さっ?」

「あんた達、昼休みになるとふたりで仲良さそうにしてるよねぇ、昨日だってデートしたんでしょ~?どこ行ったのよぉ?」

「どこだっていいじゃないですか…それが聞きたかったんですか?」

「別にぃ~、聞いたっていいじゃない」

あーっ、めんどくさい!クールって話題だったんじゃないの?

「友達と4人で遊園地行ってきたんですよ」

「いいなぁ~。私もデートした~い」

「すればいいじゃないですか。してくださいよ。したいんですね。分かってますよ、後で行きますから」

最後の部分は先輩だけに見えるように口パクだ。その件が言いたかったのね。しょうがない、翔太郎をまいて先輩と例のお二方に会いに行くか…

「そうじゃなくてぇ…私との時だって、やっと私の方を向いてくれたと思ったのに1日で終わっちゃうしぃ…そんな無愛想な翔太郎くんに、寧奈ちゃんってば愛されてんのねって言いたかったの。きゃんっ」

クスっ。さらりと私怨をぶっ込んできましたね。ええ、そうですよ。あたしはヘンタイ癖を受け入れてもらえるほど愛されてますよ。

「うぉっ…?!」

先輩と二人だけで進行していた会話に突然翔太郎が参入してきた。あたしの肩をぎゅっと抱き寄せ、ふたりの仲を見せつけるように。

/184ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ