この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ファニーキンキー
第13章 それは結実


「あんたと付き合った覚えは無いな」

でた、クールな翔太郎。言い方がきつい。狐目がいっそう、つり上がっちゃってるじゃん。

「なっ?!嘘!だって…っ!」

こっちもでた!般若になっちゃってますよっ、そんな顔、しまってしまって!眉間にしわなんか寄せちゃって、綺麗な顔が台無しですよ。

「あん時も言ったけど、あんた…自分の言ったこと覚えてる?」

わなわなと怒りに震える先輩。このパターンはアレだよね?
1回だけって話だったのに彼女気取りになった先輩が、翔太郎に冷たくあしらわれてパチーンってやつ。暴力はいけませんよ。

「センパイ、行きましょ。相談があるんでしたよね?センパイの教室に行きましょ」

先輩の膝の上に広がったお弁当箱をランチクロスで一握りにし、般若を立たせた。

「寧奈…」

「先に教室戻ってて」

そう言いながら先輩の背中を押す。なるべく早くこの犬と猿を引き離したかった。

翔太郎と一緒ではなく、先輩と連れ立ったのは、決して先輩の肩を持ったわけじゃないよ。先輩と約束しちゃったからね…けどさ昼に勝手にくっついてくるなんて思ってなかったよ、これね約束を果たすまで毎日来るやつ。

だからね、とっととジャッジを済ませちゃいましょう!ってこと。

/184ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ