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ファニーキンキー
第13章 それは結実


どこのお嬢様ですか?取り繕ったって、どーせすぐボロが出るんだから、最初っから素でいけばいいのに。

そしてこちらが、さすがさすがの会長さん。女性と二人っきりでも品行方正な距離感。先輩のこと狙ってるんだよね?グイグイいかなくていいのかな?

「すいませーん、クラスでちょっと揉め事が…」

あーんーたーのーこーとーでーね!

「そうなの?大変ねぇ、もぉ、おさまったの?」

「はい」

考慮の上、まだ何か言いたそうだった翔太郎を残し、こちらを優先いたしましたっ!
パイプ椅子をひとつ持ち上げて、長机の端っこで向かい合っている二人の真ん中に割り込んだ。

「君が後輩?」

「あっ、はい。会長さん、こんにちは」

「今日はよろしくね。判定してくれるんでしょ?僕が選ばれたら嬉しいんだけど」

え?あたし固まっちゃいましたけど…?

「センパイ…話しちゃったんですか?」

「うん。いけなかった?」

「いけなくは無いですけどっ…」

「待って、怒らないであげて。僕が無理やり聞き出しちゃったんだから」

「そうなんですか…えっと…じゃあ、よろしくお願いします」

何をよろしくするのか分からないけど、この時点で9割がた決めていた。

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