この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ファニーキンキー
第3章 それは悪戯
ドアを閉めた途端、激しいキスに襲われる。
いつも、あたしの方からゆるいキスをするだけで、翔太郎のこんなキスは初めてだった。
野獣化してる…
荒くなった翔太郎の息遣いを聞きながら目を開けて、苦しそうな顔を観察した。
大きな手が制服のシャツの下に着たキャミソールの内側にもぞもぞと進入する。
ブラの隙間から滑り込んできた手に胸を揉まれる。そして目を閉じて、揉みしだかれる胸に集中する。
感じない……──
感触はあるけど気持ち良くはならない。
「……っん……はっぁ…」
翔太郎だけどんどん息が上がっていく。
「好きよ、翔太郎…」
吐息の代わりに言葉を吐く。
その言葉をきっかけに翔太郎はベルトを外し、昼休みから置きっぱなしにされていた椅子に腰かける。
あたしの手を取り、足の間にしゃがませると手を股間に導く。そして手を添えたまま一緒に動かし始めた。
「寧奈…」
名前を呼ばれる。
「ん」
それを合図に口に咥える。
「…っあ……はぁ……っ!」
声を漏らしてあたしの髪をぐしゃっと掴むと、あっと言う間に、イってしまった。