この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ファニーキンキー
第4章 それは弁当


視線をコートに移す。

パスが回されフェイントでディフェンスをかわし、ドリブルでゴール下に切り込む。パシュッ!と、ボールがゴールネットを触る心地よい音が響いた。

「ナイッシュー!!」
「キャーー!」
「かっこいぃー」

今、シュートを決めたのは翔太郎。

へぇ…こんな走り方なんだぁ…
ハハっ、真剣な顔してるよ。
伊井と絡むと楽しそうな表情だね。
前髪邪魔そう…ボール見えてるのかな?

動いてる翔太郎を見るのは初めてだな…

「翔太郎くん、かっこいいねっ!」

応援で熱が入った恵衣子が興奮しながら振りむく。

「……うん、かっこいいね…」

いつの間にか、うちわを扇ぐ手が止まり心ここにあらずで言葉を返す。

イケメンだって騒がれてたけど性癖重視のあたしにとってはそんなものには価値が無かった。

けど、今こうやってコートを走り回り、ボールを巧みに操り、仲間と真剣にプレイしている姿はかっこいい。


あたしはうっかり翔太郎に見惚れていた。

/184ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ